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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月3日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カザフスタン70Eの寒冷渦:寒気南下
・オホーツク海の寒冷渦:ブロッキング
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気東進
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ロシアNW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が55Nまで
・カザフスタン70Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が45Nまで
・パキスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が25N近くまで
・オホーツク海の寒冷渦:ブロッキング、850hPa・-4℃線は30Nの少しN
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は30N
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が55N以南まで
・大西洋50Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・16℃線が30S以北まで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S
・アルゼンチンのSE(50W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:タイミル半島、シベリア135E57N、145E63N付近、バッフィン島
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(3日00UTC) 24℃:オーストラリアW部
・高極(3日12UTC) 28℃:南アフリカSW部、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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