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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年10月4日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気東進
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ80Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンのEの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40Nまで
・アメリカ100Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N近くまで
・カナダ80Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が55N以北まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Eの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・4℃線は25Sの少しN
・インド洋55Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・ニュージーランドのリッジ:ブロッキング、850hPa・8℃線は50S
・アルゼンチンのE(55W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・16℃線が20Sまで、アルゼンチン35S以北、パラグアイ、ウルグアイで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:北極点付近、グリーンランドE部
・南半球低極 -40℃:南極大陸40E80S付近
・高極(4日00UTC) 28℃:アンゴラ、ナミビア、スーダン~イランS部、メキシコ、アルゼンチンN部、パラグアイ
・高極(4日12UTC) 32℃:イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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