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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年11月26日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・グリーンランドE岸のリッジ:暖気北上
・黒海の寒冷渦:寒気南下
・シベリア110Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアのSの寒冷渦:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋180W~ロシア60Eの流れで蛇行大
・グリーンランドE岸のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が80Nまで
・黒海の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
・シベリア110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が50Nまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-24℃線が70N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30Sの少しN
・オーストラリアのS(130E)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が30S近くまで
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135~140E、155E
・南半球低極 -20℃:南極大陸の広範囲
・高極(26日00UTC) 24℃:ボツワナとその周辺、チャド~スーダンとその周辺、ブラジルE部
・高極(26日12UTC) 32℃:南アフリカ

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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