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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年12月18日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウズベキスタン~イランの寒気トラフ:寒気南下
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンのSEの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア110Eのリッジの流れで蛇行大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N近くまで
・アルジェリアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が20N近くまで
・ウズベキスタン~イランの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が35N以南まで
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
・アメリカ、カナダ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が55N近くまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・オーストラリアのS(135E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が30S
・アルゼンチンのSE(55W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア125E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(18日00UTC) 28℃:アルゼンチンN部
・高極(18日12UTC) 32℃:ナミビア、南アフリカ

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/