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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年1月7日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリアのSWの寒冷渦:寒気南下
・イランE部の寒気トラフ:寒気南下
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ115Wの寒気トラフ:寒気南下
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアイスランドのリッジの流れ、北極海のリッジの流れで蛇行大
・アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N近くまで
・イタリアのSWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N以南まで
・ロシア55Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が50Nまで
・イランE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35Nまで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が35Nまで
・アメリカ115Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N以南まで
・同90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S近くまで
・オーストラリアNW部で昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア145E、155E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(7日00UTC) 24℃:ボツワナとその周辺、オーストラリアNW部、アルゼンチンN部とその周辺
・高極(7日12UTC) 28℃:ナミビア、南アフリカ、オーストラリアNW部

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/