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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年1月20日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気南下
・モンゴルE部の寒気トラフ:寒気南下
・アラスカNE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSE部で暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にサハリンのNの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・フランス~ノルウェーのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60N以北まで
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気南下:850hPa・-4℃線が40N近くまで
・モンゴルE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が40N近くまで
・アラスカNE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が65Nまで
・アメリカ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が50Nまで
・同85Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が35Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・オーストラリアSE部で暖気南下:850hPa・16℃線が40S近くまで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸100E84S、130E76S付近
・高極(20日00UTC) 28℃:オーストラリアW部
・高極(20日12UTC) 32℃:オーストラリアW部

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/