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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年1月31日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・エジプトのNの寒冷渦:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気東進
・シベリア170Eの寒冷渦:寒気強化
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋50W~エジプト(30E)の流れで蛇行大
・イギリスのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は55Nの少しS
・エジプトのNの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が25N近くまで
・カザフスタン60Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が45Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-24℃線は45Nの少しS
・シベリア170Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-32℃以下の領域出現
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35Nまで
・バッフィン湾の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸55Eのリッジの流れで蛇行大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・太平洋100Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア155~175E付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸の広範囲
・高極(31日00UTC) 28℃:アルゼンチンW部
・高極(31日12UTC) 28℃:ナミビア、オーストラリア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/