気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年2月17日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスのリッジ:暖気東進
・北欧の寒気トラフ:寒気南下
・中国90Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋150W~グリーンランドのE(10W)の流れで蛇行大
・アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が65Nまで
・フランスのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50Nの少しN
・アルジェリアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が30N以南まで
・北欧の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が60Nまで
・中国90Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が20Nまで
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35S
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア120~140E付近
・南半球低極 -28℃:南極大陸20E、105E、145E付近
・高極(17日00UTC) 28℃:ボツワナとその周辺、オーストラリアW部
・高極(17日12UTC) 32℃:ナミビア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/