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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年6月7日12UTC

全球500hPa高度6月7日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリアのリッジ:暖気東進
・シリア付近のリッジ:暖気北上
・モンゴルのリッジ:暖気北上
・カナダ80Wの高気圧:暖気北上
・アフリカ大陸S部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イタリアのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は45Nの少しN
・シリア付近(40E)のリッジ:暖気北上、850hPa・28℃線が40N近くまで
・モンゴルのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50Nまで
・オホーツク海のリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は50N
・アメリカ105Wの高気圧:暖気北上、850hPa・20℃線が45Nまで
・カナダ80Wの高気圧:暖気北上、850hPa・16℃線が60N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋140Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・アフリカ大陸S部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が20S近くまで、ボツワナ、南アフリカE部で降温
・インド洋95Eの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・同95Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:カラ海、バッフィン湾
・南半球低極 -40℃:南極点周辺、南極大陸130~155E付近
・高極(7日00UTC) 32℃:エジプトSE部~サウジアラビア、アメリカSW部、メキシコ
・高極(7日12UTC) 36℃:サウジアラビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧6月7日12UTC
北半球500hPa高度6月7日12UTC
南半球海面気圧6月7日12UTC
南半球500hPa高度6月7日12UTC
全球500hPa高度6月7日12UTC