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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年7月19日12UTC

全球500hPa高度7月19日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・サウジアラビアの高気圧:昇温
・モンゴルのリッジ:暖気東進
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリア140Eの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンのSEの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にカナダ100Wのリッジの流れで蛇行大
・イギリスのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
・サウジアラビアの高気圧:昇温、850hPa・36℃以上の領域拡大
・モンゴルのリッジ:暖気東進、850hPa・24℃線は50N
・アラスカNW部のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75N以北まで
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が75N近くまで
・同80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋20W~インド洋95Eの流れ、太平洋90Wのリッジの流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・オーストラリア140Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・ニュージーランドのNの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しN
・太平洋145Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・チリのW(85W)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が25S以北まで
・アルゼンチンのSE(50W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -44℃:南極大陸110E付近
・高極(19日00UTC) 32℃:マリ、アルジェリア、サウジアラビア~イラン、アメリカW部
・高極(19日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン、中国100E付近

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月19日12UTC
北半球海面気圧7月19日12UTC
南半球海面気圧7月19日12UTC
南半球500hPa高度7月19日12UTC
全球500hPa高度7月19日12UTC