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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年9月2日12UTC

全球500hPa高度9月2日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア115Eのリッジ:暖気東進
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSEの寒気トラフ:寒気北上
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にスヴァールバル諸島のリッジの流れで蛇行大
・イベリア半島のWの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が35Nまで
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が80Nまで
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45Nまで
・シベリア115Eのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は55N
・カナダ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が55Nまで
・同75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に大西洋20W~インド洋90Eの流れで蛇行大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・オーストラリアのSE(155E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・太平洋130Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が20Sまで
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・アルゼンチン35S以北で昇温:850hPa・20℃以上の領域出現

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、カナダN部、グリーンランド
・南半球低極 -44℃:南極大陸83S10E付近
・高極(2日00UTC) 28℃:モーリタニア~アルジェリア、アラビア半島~アフガニスタン、アメリカW部
・高極(2日12UTC) 32℃:アラビア半島~アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧9月2日12UTC
北半球500hPa高度9月2日12UTC
南半球海面気圧9月2日12UTC
南半球500hPa高度9月2日12UTC
全球500hPa高度9月2日12UTC