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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年12月13日12UTC

全球500hPa高度12月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアS部の寒気トラフ:寒気南下
・朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリア中部、E部での昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋50Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・グリーンランドのSのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60N近くまで
・ロシアS部(40E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が45Nまで
・朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が30N以南まで
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-16℃線は40Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が30Sまで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S近くまで
・オーストラリア中部、E部で昇温:850hPa・24℃以上の領域拡大
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア150E~155E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(13日00UTC) 28℃:ボツワナとその周辺
・高極(13日12UTC) 32℃:アフリカ大陸S部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧12月13日12UTC
北半球500hPa高度12月13日12UTC
南半球海面気圧12月13日12UTC
南半球500hPa高度12月13日12UTC
全球500hPa高度12月13日12UTC