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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年7月3日12UTC

全球500hPa高度7月3日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアW部のリッジ:暖気東進
・カザフスタン70Eのリッジ:暖気北上
・カナダ100Wのリッジ:暖気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・北欧の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は55Nの少しS
・ロシアW部のリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は60Nの少しS
・カザフスタン70Eのリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が50N近くまで
・オホーツク海のリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は50Nの少しN
・カナダ100Wのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は60Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
・インド洋80Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は20Sの少しN
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・太平洋100Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:ラプテフ海、バッフィン湾
・南半球低極 -44℃:南極大陸110E付近
・高極(3日00UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン
・高極(3日12UTC) 40℃:イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月3日12UTC
北半球500hPa高度7月3日12UTC
南半球海面気圧7月3日12UTC
南半球500hPa高度7月3日12UTC
全球500hPa高度7月3日12UTC