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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年8月3日12UTC

全球500hPa高度8月3日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア80Eの寒冷渦:寒気南下
・カナダ75Wの寒冷渦:寒気南下
・南大西洋05Wの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリア120Eのの寒気トラフ:寒気北上
・南太平洋170Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にスヴァールバル諸島のリッジの流れで蛇行大
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気東進:850hPa・4℃線は50N
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上:850hPa・8℃線が75N以北まで
・シベリア80Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が50N近くまで
・カナダ75Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が50N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にオーストラリア120E~太平洋125Wの流れで蛇行大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・マダガスカルの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・太平洋170Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで、同8℃線が20S(トンガ)まで
・同100Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -44℃:南極大陸10E、110E、150E付近
・高極(3日00UTC) 32℃:アラビア半島、イラン、アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(3日12UTC) 36℃:イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月3日12UTC
北半球500hPa高度8月3日12UTC
南半球海面気圧8月3日12UTC
南半球500hPa高度8月3日12UTC
全球500hPa高度8月3日12UTC