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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年11月15日12UTC

全球500hPa高度11月15日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気南下
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が55Nまで
・トルコの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が35N近くまで
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が45N以南まで
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が50N近くまで
・セントローレンス湾(60W)の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋155Wのリッジの流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が35S以北まで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は30S
・ニュージーランドのSEの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・太平洋135Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・チリのSW(80W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア130~140E付近
・南半球低極 -24℃:南極点周辺
・高極(15日00UTC) 24℃:メキシコ
・高極(15日12UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧11月15日12UTC
北半球500hPa高度11月15日12UTC
南半球海面気圧11月15日12UTC
南半球500hPa高度11月15日12UTC
全球500hPa高度11月15日12UTC