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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2018年7月24日12UTC

全球500高度850気温

ヨーロッパW部にリッジ

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行はやや大~大。特にロシアE部の高気圧を周る流れで蛇行大。
大西洋20Wに寒気トラフ、前面の北欧に暖気。ヨーロッパW部にリッジ、暖気。バルカン半島に寒気トラフ。ロシアE部に高気圧。イランに高気圧、昇温。カザフスタンE部に寒冷渦。モンゴルにリッジ、暖気。朝鮮半島~日本W部に高気圧。太平洋150Eに寒冷渦、日本N部に寒気。太平洋170E~シベリア170Eにリッジ。東シベリア海に寒冷渦。アラスカのSWに寒冷渦。カナダW部にリッジ、暖気。エルズミーア島のWに寒冷渦。カナダ中南部に寒冷渦。アメリカSW部に高気圧、昇温。ラブラドル海に寒冷渦。アメリカE部の寒気トラフ衰弱、昇温。大西洋50Wに高気圧、カナダE部にリッジ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
南極大陸:180W(ロス海)と80Wに寒冷渦、周辺に寒気。140E70S~80Sインド洋側に大規模なリッジ、暖気。
中緯度(30~70S):65E、135E、140Wの寒冷渦が目立つ。65Eでは地上低気圧が930hPaに発達。南アフリカはトラフ前面。オーストラリアSW部にリッジ。同SE部にトラフ接近したが寒気は届かず。ニュージーランドは寒気持続。南米大陸30S以南はリッジで寒気抜ける。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
サハラ砂漠の高気圧持続、アルジェリアSW部で昇温。オーストラリアN部に高気圧、昇温。南米大陸20S帯(20~30S)で寒気持続。

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球500高度850気温
南半球地上気圧
全球500高度850気温