★注目される現象（500hPa流れ、850hPa気温）
・ｲﾀﾘｱの寒冷渦：寒気南下
・中国NE部の寒気ﾄﾗﾌ：寒気南下
・北米大陸W部の大規模なﾘｯｼﾞ：暖気北上
・ｱﾒﾘｶ105Wの寒冷渦：寒気南下
・南大西洋60Wの寒気ﾄﾗﾌ：寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小～大。特に太平洋140W～大西洋20Wの流れで蛇行大。
・ｱｲｽﾗﾝﾄﾞ～ｲｷﾞﾘｽのWの寒気ﾄﾗﾌ：寒気東進、850hPa･0℃線は50Nの少しN
・ｽｳﾞｧｰﾙﾊﾞﾙ諸島のNの寒冷渦：強い寒気東進
・ｲﾀﾘｱの寒冷渦：寒気南下、850hPa･0℃線が40Nまで
・ﾌｨﾝﾗﾝﾄﾞの高気圧：N側で暖気北上、850hPa･-4℃線が75Nまで
・カラ海～ﾛｼｱ40Eの寒気ﾄﾗﾌ：寒気東進
・中国NE部の寒気ﾄﾗﾌ：寒気南下、850hPa･-12℃線が40N以南まで
・太平洋140Wの寒気ﾄﾗﾌ：寒気東進
・ｱﾒﾘｶ、ｶﾅﾀﾞ120Wの大規模なﾘｯｼﾞ：暖気北上、850hPa･0℃線が70Nまで
・ｱﾒﾘｶ105Wの寒冷渦：寒気南下、850hPa･0℃線が30N近くまで、ﾒｷｼｺでは昇温
・ｶﾅﾀﾞ75Wの寒冷渦：寒気北上
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小～やや大。
・南極点近くの寒冷渦：850hPa･-20℃以下
・ﾏﾀﾞｶﾞｽｶﾙのSの寒気ﾄﾗﾌ：南ｱﾌﾘｶE部、ﾓｻﾞﾝﾋﾞｰｸS部で寒気北上
・ｵｰｽﾄﾗﾘｱS部で暖気南下(昇温)
・同E部の高気圧：降温
・ﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞN部のﾘｯｼﾞ：昇温
・大西洋60Wの寒気ﾄﾗﾌ：ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ35S以南で寒気北上
★850hPa気温の低極、高極：ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃：ｽｳﾞｧｰﾙﾊﾞﾙ諸島のN、ｼﾍﾞﾘｱ140E65N付近、ｴﾙｽﾞﾐｰｱ島のS、ｸﾞﾘｰﾝﾗﾝﾄﾞNE部
・南半球低極 -20℃：南極点～115E79S付近
・高極(2日00UTC) 24℃：ﾅﾐﾋﾞｱNE部とその周辺、ｵｰｽﾄﾗﾘｱW部、E部
・高極(2日12UTC) 28℃：ｱﾝｺﾞﾗ、ﾅﾐﾋﾞｱ、ｵｰｽﾄﾗﾘｱE部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載