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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年10月6日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ドイツ~イタリアの寒気トラフ:寒気東進
・ラプテフ海の寒冷渦:寒気強化
・太平洋155Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は55Nの少しN
・スヴァールバル諸島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が60N以南まで
・ドイツ~イタリアの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45Nの少しS
・カザフスタン80Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は45N
・ラプテフ海の寒冷渦:NW側で寒気強化、850hPa・-20℃以下
・太平洋155Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
・同130Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35N近くまで
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が55Nまで
・バッフィン島S部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が55N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸100Eの高気圧:W側で暖気南下、850hPa・-16℃線が75Sまで
・ウェッデル海のリッジ:暖気南下、850hPa・-8℃線が75Sまで
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・ボツワナ、南アフリカで昇温
・インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・ボリビア、パラグアイ、ブラジルS部で昇温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:北極海095E81N付近
・南半球低極 -40℃:南極大陸15E86S、120E87S付近
・高極(6日00UTC) 24℃:アフリカ大陸の広範囲、アラビア半島~イラン、アメリカW部、メキシコN部
・高極(6日12UTC) 28℃:アンゴラ~ボツワナ、サウジアラビア、イエメン、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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