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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年11月18日12UTC

北半球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フィンランド~ポーランドの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア75Eの寒冷渦:寒気強化
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・フランスのWの高気圧:暖気北上、850hPa・8℃線が60Nまで
・フィンランド~ポーランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N以南まで
・シベリア75Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-24℃以下
・アフガニスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が30N以南まで
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が45Nまで
・エルズミーア島のWの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-20℃以下の領域拡大
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40N
・大西洋45Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸75Eの高気圧:W側~S側で昇温、850hPa・-28℃以下の領域縮小
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S、南アフリカ、ナミビアS部、ボツワナSW部で降温
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しS、オーストラリアSW部で降温
・オーストラリアのSの150Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S、オーストラリアSE部では昇温
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・アルゼンチン40S以北で昇温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:エルズミーア島のW
・南半球低極 -28℃:南極点周辺
・高極(18日00UTC) 24℃:ナイジェリア~エチオピア、アンゴラ~モザンビーク
・高極(18日12UTC) 28℃:ナミビア~ジンバブエ、エチオピアNW部、エリトリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
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