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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年12月19日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・トルコW部の寒冷渦:寒気南下
・バングラデシュの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア105Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にイギリスの高気圧、太平洋160Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・グリーンランドE岸のリッジ:暖気北上、850hPa・-8℃線が80N近くまで
・ロシア40Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が50N近くまで
・トルコW部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が30Nまで
・バングラデシュの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が20N以南まで
・シベリア105Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-24℃線が55Nまで
・同160Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-36℃以下
・アラスカW部のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が65N近くまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35N
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S近くまで
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しS
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS、オーストラリアSE部で降温
・ニュージーランドのリッジ:昇温、850hPa・16℃以上
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S
・南米大陸S端の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は50S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア135E65N、160E64N付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸140E76S付近
・高極(19日00UTC) 28℃:オーストラリア
・高極(19日12UTC) 28℃:ナミビア、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
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