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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年1月14日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気南下
・地中海E部の寒気トラフ:寒気南下
・シベリア115E~モンゴルE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ120Wのリッジ:暖気北上
・南太平洋120Wのリッジ:暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダW部のリッジの流れで蛇行大
・イギリス~アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が65Nまで
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が55N以南まで
・地中海E部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N(エジプトN岸)まで
・シベリア115E~モンゴルE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が45Nまで
・千島列島の寒冷渦:寒気東進、850hPa・-8℃線は35Nの少しN
・カナダ120Wのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60Nまで
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35Nまで
・カナダ70Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-28℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋120Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45S以北まで
・インド洋60Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S
・同90Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は40S
・アルゼンチン中央部(40~30S)の暖気持続:850hPa・24℃以上

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:カナダ75W54N付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(14日00UTC) 28℃:オーストラリア、アルゼンチンW部
・高極(14日12UTC) 32℃:オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
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