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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年5月26日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア75Eのリッジ:暖気北上
・モンゴルE部のリッジ:暖気東進
・アメリカ110Wのリッジ:暖気北上
・アメリカNE部のリッジ:暖気北上
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にシベリア75Eのリッジを周る流れで蛇行大
・アイスランドのSEの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は55N
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が80Nまで
・カスピ海の寒気トラフ:寒気東進、ウズベキスタン、トルクメニスタンで降温
・シベリア75Eのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が70Nまで
・モンゴルE部のリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は50N
・東シベリア海のNの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が75Nまで
・アメリカ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が45Nまで
・同NE部のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が50N近くまで
・ラブラドル海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にニュージーランドのS160E~大西洋50Wの流れで蛇行大
・南極大陸135Eの高気圧:暖気南下
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのSの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は40Sの少しN、アルゼンチン35S以北、パラグアイ、ウルグアイで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:東シベリア海のNの寒冷渦中心付近、バッフィン島
・南半球低極 -44℃:南極大陸90E87S付近
・高極(26日00UTC) 28℃:アルジェリア、アラビア半島~パキスタン、アメリカSW部、メキシコ
・高極(26日12UTC) 32℃:サウジアラビアW部、イラン~パキスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
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