気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年7月11日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアN部のリッジ:暖気北上
・シベリア150Eのリッジ:暖気北上
・アメリカ100Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ロシアN部のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が70N以北まで
・シベリア100Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が60Nまで
・同150Eのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が70N近くまで
・アメリカ100Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋150Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しS
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・太平洋150Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が20Sまで、チリ、アルゼンチン、ウルグアイで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極点の寒冷渦周辺
・南半球低極 -48℃:南極大陸45E84S付近
・高極(11日00UTC) 32℃:イラン、アメリカW部
・高極(11日12UTC) 36℃:イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温