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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年7月29日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスの寒気トラフ:寒気東進
・サハリンのリッジ:暖気東進
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・フランスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は45Nの少しS
・サハリンのリッジ:850hPa・20℃以上の暖気が東進
・太平洋160Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸80Eのリッジ:昇温、850hPa・-28℃以上の領域拡大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS、南アフリカW部で降温
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30S
・オーストラリアのEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が20S以北まで、パラグアイ、ボリビアS部、ブラジルS部で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:ボーフォート海、グリーンランド
・南半球低極 -40℃:南極大陸の広範囲
・高極(29日00UTC) 32℃:モーリタニア、中国W部、アメリカW部
・高極(29日12UTC) 36℃:中国W部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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