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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月17日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ドイツのリッジ:暖気北上
・サハリン~朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ120Wのリッジ:暖気北上
・五大湖の寒冷渦:寒気南下
・オーストラリア130Eの寒冷渦:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋170W~バルト海の流れで蛇行大
・大西洋25Wの寒冷渦:ブロッキング、850hPa・4℃線は40Nの少しS
・ドイツのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が55Nまで
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しN
・サハリン~朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35Nまで
・カナダ120Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が65N近くまで
・五大湖(85W)の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
・グリーンランドのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は70N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40Sの少しN
・オーストラリア130Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は30Sの少しN
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:エルズミーア島
・南半球低極 -32℃:南極大陸の広範囲
・高極(17日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(17日12UTC) 28℃:ザンビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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