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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年11月23日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気東進
・シベリア95Eの寒冷渦:寒気南下
・カナダE岸のリッジ:暖気北上
・カナダ60Wの寒冷渦:寒気東進
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にフィンランドの高気圧を周る流れで蛇行大
・北極海の寒冷渦:寒気強化、850hPa・-24℃以下の領域拡大
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40N
・シベリア95Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が50Nまで
・カナダE岸のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が55N近くまで
・同60Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-8℃線は45N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にニュージーランドのSのリッジの流れで蛇行大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・太平洋115Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・アルゼンチンE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30S、ウルグアイで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア135E~155Eに散在
・南半球低極 -24℃:南極大陸105E87S、125W80S付近
・高極(23日00UTC) 24℃:アンゴラS部~ボツワナW部、メキシコS部
・高極(23日12UTC) 28℃:アンゴラS部~ボツワナSW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温