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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年11月30日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北大西洋35Wの寒冷渦:寒気東進
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下
・オホーツク海の寒冷渦:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に日本N部(140E)~太平洋130Wの流れで蛇行大
・大西洋35Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-8℃線は45N
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45N以南まで
・オホーツク海の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が30N以南まで、同4℃線が25Nまで
・カナダのSWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N以南まで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しS
・カナダ70Wのリッジ:暖気北上、850hPa・-8℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・オーストラリアのS(150E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -40℃:シベリア135E59N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸40E79S、120W80S付近
・高極(30日00UTC) 24℃:アンゴラS部~南アフリカW部、スーダンSE部とその周辺、メキシコ、アルゼンチンNW部~ボリビアS部
・高極(30日12UTC) 28℃:ナミビア、南アフリカW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
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