気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年12月8日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スウェーデンS部の寒冷渦:ブロッキング
・日本のEの寒気トラフ:寒気東進
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気東進
・グリーンランドのSの高気圧:暖気北上
・アルゼンチンN部での昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にグリーンランドのSの高気圧を周る流れで蛇行大
・スウェーデンS部の寒冷渦:ブロッキング、850hPa・0℃線は45N
・日本のE(150E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しS
・アメリカのW(130W)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N近くまで
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は45N
・グリーンランドのSの高気圧:暖気北上、850hPa・-8℃線が70N以北まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・タスマン海(160E)の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・同100Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・アルゼンチンN部で昇温:850hPa・28℃以上の領域出現

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア145E65N付近
・南半球低極 -20℃:南極点~145E73S付近
・高極(8日00UTC) 28℃:アルゼンチンNW部
・高極(8日12UTC) 28℃:アンゴラS部、ナミビア、オーストラリアW部、アルゼンチンN部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温