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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年12月14日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア65Eの高気圧:暖気北上
・カザフスタンE部の寒気トラフ:寒気南下
・サハリンの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気東進
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア65Eの高気圧を周る流れ、太平洋175W~メキシコ105Wの流れで蛇行大
・モロッコのW(15W)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が30Nまで
・ロシアW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は45N
・シベリア65Eの高気圧:暖気北上、850hPa・-4℃線が70N近くまで
・カザフスタンE部(85E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が45Nまで
・サハリンの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が35N以南まで
・太平洋175Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30Nまで
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は30N
・アメリカのNEの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋160Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・インド洋80Eの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア135E57N付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(14日00UTC) 24℃:ボツワナSW部とその周辺、オーストラリアのNW、メキシコ、アルゼンチンW部
・高極(14日12UTC) 28℃:ナミビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
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