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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年12月17日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下
・アラスカ~シベリア170Eのリッジ:暖気北上
・カナダ105Wの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気東進
・チリS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋180W~バッフィン湾(60W)の流れで蛇行大
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が50N以南まで
・イランの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が30Nまで
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が30Nまで
・アラスカ~シベリア170Eのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が65Nまで
・カナダ105Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-28℃線が65Nまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、南アフリカW部で降温
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・チリS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135E56N付近
・南半球低極 -20℃:南極点付近
・高極(17日00UTC) 24℃:メキシコ
・高極(17日12UTC) 24℃:アフリカ大陸の広範囲、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
北半球地上気圧
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