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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年12月26日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進
・シリアの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ115Wのリッジ:暖気東進
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋30W~サウジアラビア40Eの流れ、ベーリング海180Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は50N
・バルカン半島のリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は50N
・シリアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30Nまで
・バングラデシュの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は25N
・カナダ115Wのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は55Nの少しN
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S近くまで
・オーストラリアのS(115E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・太平洋145Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・チリS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:北極海70W86N、グリーンランド30W77N付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(26日00UTC) 24℃:ボツワナとその周辺、オーストラリアW部
・高極(26日12UTC) 28℃:アンゴラS部~ボツワナ、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
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