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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月14日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北大西洋25Wの寒気トラフ:寒気東進
・中国115Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ100Wのリッジ:暖気東進
・アメリカE岸の寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアメリカE岸の寒冷渦
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は45Nの少しS
・中国115Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が25Nまで
・アメリカ100Wのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50N
・アメリカE岸の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が30Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S近くまで
・オーストラリアのS(140E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで、オーストラリアSW部で降温
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -44℃:シベリア140E60N付近
・南半球低極 -20℃:南極点周辺
・高極(14日00UTC) 28℃:ナミビアS部、南アフリカW部、オーストラリアNW部
・高極(14日12UTC) 32℃:南アフリカS部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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