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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月19日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリア~チュニジアの寒気トラフ:寒気南下
・ロシア50Eのリッジ:暖気北上
・中国115Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ95Wの寒冷渦:寒気南下
・北大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋20W~中国110Eの流れで蛇行大
・イタリア~チュニジアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N以南まで
・ロシア50Eのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N近くまで
・中国115Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40N近くまで
・同95Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が35N近くまで
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45N近くまで
・グリーンランドの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-36℃以下の領域出現
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・南アフリカで降温:850hPa・28℃以上の領域縮小
・インド洋65Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が45Sまで
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・太平洋120Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -44℃:シベリア130E57N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸の広範囲
・高極(19日00UTC) 24℃:ナミビア、ボツワナSW部、メキシコ、アルゼンチンN部、ボリビアS部
・高極(19日12UTC) 28℃:ナミビアS部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
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