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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月29日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスのWの寒気トラフ:寒気東進
・シベリア80Eの寒気トラフ:寒気南下
・アラスカのリッジ:暖気北上
・カナダ110Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にアラスカのリッジの流れで蛇行大
・イギリスのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は55N
・シベリア80Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が50N近くまで
・中国90Eのリッジ:昇温、850hPa・16℃線は35N
・日本海の寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・-8℃線は35N
・アラスカのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が60N以北まで
・アメリカ125Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N近くまで
・カナダ110Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-24℃線が45N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45Sまで
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が30S近くまで
・太平洋145Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45S近くまで
・同95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・アルゼンチン中部の高気圧:昇温、850hPa・20℃以上の領域出現

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:カナダ80W62N、75W67N付近
・南半球低極 -24℃:南極大陸105E80S、145E77S付近
・高極(29日00UTC) 28℃:ボツワナ
・高極(29日12UTC) 28℃:ナミビア~南アフリカN部、タンザニアN部~エチオピアNW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
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北半球地上気圧
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