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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年4月15日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北極点近くの寒冷渦:寒気強化
・モンゴルW部のリッジ:暖気東進
・朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア140Eの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にバレンツ海のリッジの流れで蛇行大
・北極点近くの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-28℃以下の領域拡大
・イギリスのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50N
・ロシア50Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が50Nまで
・モンゴルW部のリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は50Nの少しS
・朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35Nまで
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35Nまで
・大西洋40Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にオーストラリア140E~太平洋110Wの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・南アフリカE部、モザンビークで降温:850hPa・16℃線が20S以北まで北上
・オーストラリア140Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S、オーストラリア中央部で降温
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が30Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:北極海の寒冷渦付近、シベリア90E69N付近
・南半球低極 -40℃:南極大陸の広範囲
・高極(15日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(15日12UTC) 28℃:スーダンとその周辺、パキスタンW部、タイN部(100E)とその周辺

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
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