★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランス~イギリスのリッジ:暖気北上
・サハリンのリッジ:暖気東進
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気北上
・南太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・フランス~イギリスのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が45Nまで
・サハリンのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50Nの少しN
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が65Nまで
・アメリカNE部の寒冷渦:停滞、850hPa・4℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にニュージーランドのSEのリッジの流れで蛇行大
・大西洋00Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのS(115E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S以北まで
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:タイミル半島のN
・南半球低極 -44℃:南極大陸105E72S付近
・高極(3日00UTC) 28℃:アルジェリアS部とその周辺、メキシコ
・高極(3日12UTC) 28℃:マリNE部~イエメン、中国105E付近
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/