気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年5月6日12UTC

南半球地上気圧

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア45Eの寒冷渦:寒気南下
・イランW部のリッジ:暖気北上
・カナダ100Wの高気圧:暖気北上
・アメリカ90Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダ100Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N近くまで
・トルコの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は25N
・ロシア45Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が50N近くまで
・イランW部のリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が40Nまで
・パキスタン、インドで昇温:850hPa・24℃以上の領域拡大
・シベリア105Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が60N以南まで
・カナダ100Wの高気圧:暖気北上、850hPa・4℃線が70N近くまで
・アメリカ90Wのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が40N近くまで
・バッフィン湾の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が65N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にニュージーランドのEの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S近くまで
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・太平洋135Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・チリのSW(85W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:ラプテフ海
・南半球低極 -40℃:南極点付近、南極大陸145E73S付近
・高極(6日00UTC) 28℃:モーリタニア~スーダン、メキシコ
・高極(6日12UTC) 28℃:マリ~アラビア半島、中国105E~ラオスN部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
南半球地上気圧