気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年6月17日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスのリッジ:暖気北上
・サウジアラビアW部~トルコE部のリッジ:暖気北上
・モンゴルE部のリッジ:暖気北上
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気東進
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が80Nまで
・フランスのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が45N以北まで
・サウジアラビアW部~トルコE部のリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が40N以北まで
・モンゴルE部のリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50N近くまで
・サハリンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸100E~太平洋160Wの流れで蛇行大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・インド洋60Eの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・太平洋155Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで、アルゼンチン40S以北、ウルグアイ、ブラジルS部で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:グリーンランドNW部
・南半球低極 -36℃:南極大陸の広範囲
・高極(17日00UTC) 36℃:メキシコ
・高極(17日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温