気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年8月27日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スペインの寒気トラフ:寒気南下
・ウズベキスタンの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気南下
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にバレンツ海~カムチャツカ半島のE(170E)の流れ、カナダW部のリッジの流れで蛇行大
・スペインの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40N以南まで
・ウクライナのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50N近くまで
・ロシア55Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が60N以南まで
・ウズベキスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40Nまで
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が55N近くまで
・ベーリング海峡の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は60N
・カナダ130Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が70Nまで
・同80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が60N近くまで
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸80Wの高気圧:暖気持続、南極点付近に850hPa・-16℃以上の暖気
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・モザンビークS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が20S以北まで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S(トンガ)まで
・同95Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -44℃:南極大陸25E80S付近
・高極(27日00UTC) 32℃:スーダンNE部~イラン
・高極(27日12UTC) 36℃:サウジアラビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温