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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年8月30日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアW部のリッジ:暖気北上
・ウジベキスタンの寒気トラフ:寒気南下
・五大湖の寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋180Eの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・イギリスのEの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・ロシアW部(30E)のリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が60Nまで
・ウジベキスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N近くまで
・サハリンのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が45N以北まで
・太平洋180Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が45N以南まで
・カナダ105Wのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は55Nの少しN
・五大湖(80W)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・オーストラリアSE部(150E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:ラプテフ海
・南半球低極 -40℃:南極大陸15W85S、110E74S付近
・高極(30日00UTC) 32℃:サウジアラビア、イラン、アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(30日12UTC) 32℃:アラビア半島~アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
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