気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年8月31日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上
・オホーツク海のリッジ:暖気北上
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が65Nまで
・シベリア65Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は40N
・同115Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が65N近くまで
・オホーツク海のリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が50Nまで
・カナダ100Wのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は60Nの少しN
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しN
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・太平洋140Wの寒冷渦:ブロッキング、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・アルゼンチンのE(50W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:グリーンランドのN、東シベリア海、カナダN部
・南半球低極 -44℃:南極点付近
・高極(31日00UTC) 32℃:サウジアラビア~アフガニスタン、アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(31日12UTC) 32℃:アラビア半島~パキスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温