★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアのリッジ:暖気東進
・トルコ~リビアの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気東進
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダ115Wのリッジの流れで蛇行大
・ロシアのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は65N
・トルコ~リビアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N近くまで
・シベリア120Eの寒冷渦:850hPa・-28℃以下の寒気持続
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60N以北まで
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Nの少しS
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が50N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・太平洋105Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリアE部、アラスカN部
・南半球低極 -24℃:南極点付近
・高極(29日00UTC) 24℃:アンゴラ~南アフリカ、オーストラリア、メキシコ、アルゼンチン~ボリビア
・高極(29日12UTC) 28℃:ナミビア、南アフリカ、オーストラリア
※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/