気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年2月20日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランス~北欧のリッジ:暖気東進
・オホーツク海の寒冷渦:寒気東進
・アメリカ105Wのリッジ:暖気北上
・フロリダ半島の寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にスペイン~フランスのリッジの流れ、アラスカのリッジの流れで蛇行大
・フランス~北欧のリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は60Nの少しS
・中国105Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30Nまで
・オホーツク海の寒冷渦:寒気東進、850hPa・-24℃線は45N
・アラスカのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60Nまで
・アメリカ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が45N近くまで
・大西洋60Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-24℃線は50Nの少しS
・フロリダ半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が25N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が30S以北まで
・オーストラリアのSW(105E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・ニュージーランドのE(165W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・太平洋85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -40℃:シベリア140E付近
・南半球低極 -28℃:南極大陸の広範囲
・高極(20日00UTC) 28℃:ナミビアSE部とその周辺、オーストラリアW部
・高極(20日12UTC) 32℃:ナミビア、南アフリカ、オーストラリアW部

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/