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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年6月19日12UTC

全球500hPa高度6月19日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バルカン半島のリッジ:暖気北上
・中国NE部のリッジ:暖気東進
・カナダ70Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリアのSの寒冷渦:寒気北上
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ポルトガルの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が30Nまで
・イギリスのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は60N
・バルカン半島のリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が45N以北まで
・中国NE部のリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は45Nの少しN
・シベリア160Eの高気圧:昇温、850hPa・12℃以上の領域拡大
・カナダ70Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が55N以北まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・オーストラリアのS(135E)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで
・ニュージーランドのE(170W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S近くまで
・太平洋135Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20Sまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:シベリア80E付近
・南半球低極 -48℃:南極大陸110E付近
・高極(19日00UTC) 32℃:マリ~イラン、アメリカS部、メキシコ
・高極(19日12UTC) 32℃:アルジェリア、スーダンNE部~パキスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧6月19日12UTC
北半球500hPa高度6月19 日12UTC
南半球海面気圧6月19日12UTC
南半球500hPa高度6月19日12UTC
全球500hPa高度6月19日12UTC