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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年6月26日12UTC

全球500hPa高度6月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアS部の寒気トラフ:寒気南下
・シベリア95Eの高気圧:暖気北上
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上
・バッフィン島の寒冷渦:寒気南下
・ウルグアイの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスのWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は50N
・ポルトガルの寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が35N以南まで
・ロシアS部(45E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40Nまで
・シベリア95Eの高気圧:暖気北上、850hPa・16℃線が70Nまで
・千島列島の寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は40N
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が50Nまで
・バッフィン島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南米大陸のSの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・太平洋175Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・ウルグアイの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:55N以北に散在
・南半球低極 -44℃:南極大陸20W~10E、75~90E、105~115E付近
・高極(26日00UTC) 32℃:アルジェリアS部とその周辺、アラビア半島~イラン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(26日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧6月26日12UTC
北半球500hPa高度6月26 日12UTC
南半球海面気圧6月26日12UTC
南半球500hPa高度6月26日12UTC
全球500hPa高度6月26日12UTC