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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年6月28日12UTC

全球500hPa高度6月28日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスのリッジ:暖気北上
・カザフスタン75Eのリッジ:暖気北上
・カナダ65Wの寒気トラフ:寒気東進
・南極大陸30Wのリッジ:暖気南下
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・アイスランドのEの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
・フランスのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が45Nまで
・北欧のリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が70Nまで
・カザフスタン60Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が50Nまで
・同75Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が55Nまで
・ラプテフ海のリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は75N
・カナダ65Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は55Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に南極大陸30Wのリッジの流れで蛇行大
・南極大陸30Wのリッジ:暖気南下、850hPa・-8℃線が80S近くまで
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのS(135E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・太平洋125Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -48℃:南極大陸110E付近
・高極(28日00UTC) 32℃:アルジェリアとその周辺、アラビア半島~アフガニスタン、アメリカW部、メキシコN部
・高極(28日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧6月28日12UTC
北半球500hPa高度6月28 日12UTC
南半球海面気圧6月28日12UTC
南半球500hPa高度6月28日12UTC
全球500hPa高度6月28日12UTC