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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年7月18日12UTC

全球500hPa高度7月18日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・モンゴルのリッジ:暖気東進
・カナダ110Wのリッジ:暖気北上
・南アフリカW部の寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気東進
・南太平洋90Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にカナダ110Wのリッジの流れで蛇行大
・スペイン、フランスで暖気北上:850hPa・20℃線が45Nまで
・モンゴルのリッジ:暖気東進、850hPa・32℃線は45N
・サハリンのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は60Nの少しS
・カナダ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が65Nまで
・同80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋30W~太平洋150Wの流れで蛇行大
・南極大陸40Eのリッジ:暖気南下、850hPa・-20℃線が80S近くまで
・南アフリカW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・オーストラリアのSW(110E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30S
・オーストラリアのNEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は20S
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・同90Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで、チリS部、アルゼンチンS部に850hPa・-4℃以下の寒気

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -40℃:南極大陸の広範囲
・高極(18日00UTC) 32℃:アルジェリア、サウジアラビア~イラン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(18日12UTC) 36℃:イラン、中国85~95E

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月18日12UTC
北半球海面気圧7月18日12UTC
南半球海面気圧7月18日12UTC
南半球500hPa高度7月18日12UTC
全球500hPa高度7月18日12UTC