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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年7月30日12UTC

全球500hPa高度7月30日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ドイツのリッジ:暖気北上
・日本W部の高気圧:昇温
・アメリカ100Wのリッジ:昇温
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上
・ニュージーランドのWの寒冷渦:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ドイツのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50Nまで
・シベリア125Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が60Nまで
・日本W部の高気圧:850hPa・24℃以上の暖気持続
・アメリカ100Wのリッジ:昇温、850hPa・28℃以上の領域出現
・グリーンランドS部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が60Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・ニュージーランドのWの寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が20S以北まで
・太平洋155Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は15Sの少しN(サモア)

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:東シベリア海
・南半球低極 -36℃:南極大陸75~120E、150E付近
・高極(30日00UTC) 32℃:アルジェリアSW部とその周辺、アラビア半島~中国90E、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(30日12UTC) 36℃:イラン~中国90E

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月30日12UTC
北半球海面気圧7月30日12UTC
南半球海面気圧7月30日12UTC
南半球500hPa高度7月30日12UTC
全球500hPa高度7月30日12UTC