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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年7月31日12UTC

全球500hPa高度7月31日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進
・カザフスタン65Eのリッジ:暖気北上
・日本海のリッジ:暖気東進
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上
・タヒチ付近の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は50Nの少しS
・カザフスタン65Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50N以北まで
・日本海のリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は45N
・シベリア135Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が60N以南まで
・グリーンランドのSの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・マダガスカルのS(50E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・オーストラリアのSW(110E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S以北まで
・ニュージーランドのE(160W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・タヒチ付近(太平洋150W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S以北(タヒチ近く)まで
・太平洋90Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:東シベリア海とその周辺
・南半球低極 -36℃:南極大陸75~100E、120~155E付近
・高極(31日00UTC) 32℃:モーリタニアN部とその周辺、アラビア半島~中国90E、アメリカW部、メキシコN部
・高極(31日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月31日12UTC
北半球500hPa高度7月31日12UTC
南半球海面気圧7月31日12UTC
南半球500hPa高度7月31日12UTC
全球500hPa高度7月31日12UTC