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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月10日12UTC

全球500hPa高度8月10日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スヴァールバル諸島のNのリッジ:暖気北上
・シベリア100Eのリッジ:暖気北上
・カナダ100Wの高気圧:暖気北上
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にカナダ100Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は45N
・スヴァールバル諸島のNのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が85N近くまで
・シベリア80Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は50N
・同100Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が55N近くまで
・カナダ100Wの高気圧:暖気北上、850hPa・16℃線が75Nまで
・同85Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は40N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・オーストラリアのSW(100E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -44℃:南極大陸110E付近
・高極(10日00UTC) 32℃:アルジェリアW部とその周辺、サウジアラビア~アフガニスタン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(10日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月10日12UTC
北半球500hPa高度8月10日12UTC
南半球海面気圧8月10日12UTC
南半球500hPa高度8月10日12UTC
全球500hPa高度8月10日12UTC